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気ままに・・・

日々のつぶやき
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人間の強さ

『ドラミさん、無事に終わりましたよ』と先生の声。


手術後、目が覚めたらお腹に激痛が走る。

痛み止めが点滴のみで背中からの硬膜外麻酔(痛み止め)が適用されなかったからだ。

手術前の説明(旦那も一緒)では、

『硬膜外麻酔と全身麻酔とで手術を行うので、痛みが和らいで術後、ぐっすり眠れますよ』

と説明されていたが、手術室に運ばれたら名前などの確認後、

『ドラミさんは硬膜外麻酔が出来なくなりました』と言われた。

『えーっ?』と言う私に先生は色々と説明してくれたが、私はもう頭が真っ白で良く理解出来なかった。

他の注射をしなくてはならなくなり、硬膜外麻酔とは兼用出来ないとの内容だったと思う。

硬膜外麻酔が使えないからと言って、せっかく色々な面で準備した手術を止める訳にはいかないし

もうここは覚悟を決めて手術台に上ったら、点滴などの処置がされて、

全身麻酔へ。

『深呼吸してください』と言われ、3回深呼吸したのは覚えているが、

後は目が覚めるまでまるで分らない。

手術時間は3時間。

手術室の前には、旦那と義父母が待っていてくれて、

取り出した子宮を見せられ説明を受けたという。

『普通の子宮は鶏の卵の大きさで、70g位です。ドラミさんは1500gとかなり大きい筋腫でした。

(20cmX15cm 厚さも6cm位だった)輸血は250ccしましたが

手術は無事に終わりましたので安静に』との事。

旦那は後で私に『大きくてビックリしたけど、子宮はきれいだったよ』と言ってくれた。


ベットのまま運ばれてくる私を見て、硬膜外麻酔が出来てると思っている旦那は、

『なんであんなに苦しそうなんだ?本当に大丈夫か?』と心配したそうです。

お腹が火がついたように痛くて、朦朧としながら手足をバタバタ動かしていたと言ってた。

その間、義母と旦那が私の手をずっと握っててくれた。

すごく心強かったな。

その夜は座薬の痛み止めをもらって何とか寝付いたが、痛くて何度も起きた。


2日目も痛くて痛くて、この時ばかりは手術をした事を後悔する位だった。

500mmのペットボトルが重くて、水を飲むのも一苦労。

出てくる重湯なんて食べられる状況じゃない。

午後になり、ベットのまま診察をしたらベットを起こされ、

『癒着しないように歩いてみましょう』と看護婦さんに付き添われ、

点滴の棒で体を支えながらゆっくり起き、ゆーっくり歩き出した。

痛いに決まってる。本当に痛かった。

でも・・・何とか歩けるもんだ。

痛くても歩ける事に感動した。

歩けることがわかると尿道の管を外され、トイレへ自分で行くようになる。

したいと思ってもトイレまで10分位かかるため、(通常なら1分かからない)

リハビリを兼ねて1時間度とにトイレへ行くようにした。

トイレも行くだけでも大変だが、座るのも大変。

便などはお腹に力を入れられないし、手すりをグッと握り絞めながらの大仕事。

便を柔らかくする薬をもらっててもこんな調子。

痛みはまだまだ相当あったが、リハビリにはちょうど良かった。


3日目はおかゆも食べれて、心配していたガスも出た。

ただ、腸が動く様子が良くわかり、これがまた激痛。

この腸の動きの痛さは、退院後2週間位まで続いた。

子宮が無くなった部分に腸が下りてくるので、違和感があり、腸の動きが体に伝わると

こんなに痛いもんだとはわからなかった。

今では全く分からなくなってしまったけど・・・。


4日目は抜糸。点滴も終わった。

怖くて自分の傷を見れなかった。

くしゃみや咳をすると、お腹が裂けるんじゃないかと不安で、

必死でお腹を押さえて、最小限にくしゃみや咳をおさえる。

シャワーも浴びれてさっぱりしたが、着替えが大変な事。

靴下を脱ぐのにもゆっくり、ゆっくり・・・。

浴室に鏡があるけど、私は目がかなり悪いので、傷が見えなくて良かった。

傷口にはテープが張ってあるんだけどそれでもまだ恐ろしくて、直視出来る覚悟がなかったから。


それから退院までは何とか過ごした。

術後検査があったり、内診があったり・・・。

先生が『ドラミさん、筋腫本当に大きかったわよ、よく頑張ったね』と言われ

褒められたみたいで照れ臭かったな。

診察表にも『巨大筋腫』と記入されていてなんだか笑ってしまった。

食欲も出て来て、下の売店まで甘いものを買いに行ったりして食べていた。

入院前に用意していた東野圭吾さんの本を11冊読んだ。久しぶりにゆっくり読めた。

家族や友人、会社の人もお見舞いに来てくれて嬉しかったな。

旦那は毎日来てくれた。

忙しいのに家事もこなし、私の洗濯物まできれいにしてくれた。

本当に感謝しています。ありがとう!


術後8日目に旦那に迎えに来てもらい無事に退院。

自宅まで車で40分の道のり。

アスファルトを歩いたら、びっくりするほどお腹に響く。

一足一足、響く。

道っていつもこんなに揺れているんだと初めて知った。

車の振動も響く。

道路はこんなにデコボコなのかと思う。


思えば、病院は快適だ。

24時間暖房で温かく、どこにでも手すりが付いてて歩きやすい。

ベットも寝起きには楽だし、段差もない。


家に帰れば、寒いだろうな。歩き辛いだろうな。布団だから起き上がるの大変だな・・・。

旦那が『ベット買おうか?』って言ってくれたけど、1か月もすればきっといらなくなるから

いらないと思い買わなかった。

義弟Fがお見舞いにとトイレに手すりを付けてくれた。

これは本当にありがたかった。


退院後も、寝てばかりの日々。

退院後2日目に出血もしてしまったので、大事を取って安静にしてた。

ちょっと不安にはなったが退院後の説明の時に

『しばらくは出血したりお腹が急に痛む事があるから無理しないようにね』と言われていたので

大量出血じゃない限りは想定内の事。

薬も出ていたので飲んで、寒いから布団にくるまっていた。

この時とばかり家族に甘えて病人一色の日々。

少しずつ家事をこなすようにして、疲れたら横になる。

それの繰り返し。

買い物に行っても、10分で疲れてしまう。

ノロノロ歩いてる私に人があたって来るんじゃないか?

カートがぶつかったりしないか?

他人は私がお腹を切ったばかりだと知らないから心配で怖かった。


でも、日に日に良くなってくる実感があった。

毎日、昨日より回復してると思えるのだ。

それは今でも、毎日少しずつ回復してると実感出来てる。

術後1か月検診でも順調と言われ、

湯船に浸かる(1番風呂で)事も、車の運転も飲酒もその他諸々許可された。



仕事も術後38日目の3月1日に復帰した。


『無理しないでゆっくりでいいよ』と言ってくれた社長や同僚。

本当にありがたい。

案の定、復帰した初日は会社にいるだけで疲れた。

甘えさせてもらい2回ほど午後出勤したが、1週間後には熱も出てしまった。

たった1か月半休んだだけなのに、頭でわかってても体がついてきてくれない。

やはり自分が思っているより体力は落ちている。

免疫力も低下したままだ。

不安と焦りが襲った。


だけど・・・

考えてみたらお腹切って手術したんだもんね。

人は単純に、見える傷口しか基準にしないけど、本当は、

お腹を開いて腹筋も切って、あった子宮取って、お腹の中事態もあちこち溶ける糸で縫ってるんだもんね。

内臓も移動してるんだし、メスを入れてあちこち傷ついてるんだよね。

そんな簡単に元通りになんてなるわけないよね。

体力がないのも、年を考えたらそんなもんかもしれないし、

焦っても意味ないと思うようになった。


考えてみたら手術前の体の不調がないぶん、気持ちは快調だ。

出血や頻尿、痛みや貧血・・・今は全くない。


たまに疲れたり寒い時、少し重いものを持つとお腹がキューと痛むが、

手術前の不調と不快とは比べ物にならないほど今は快適ではないか!

それだけでも元気になったのではないか!

手術して本当に良かったのだ。




術後直後は本当に

『こんなんで私大丈夫なの?仕事なんて出来るの?』なんて思っていた。

歩くのもノロノロとしていたのが、少しずつ早くなり、今ではスタスタ歩ける。

傷口も恐ろしくて見れなかったが、今では毎日『昨日より良くなってる!』なんて楽しみに見ている。



術後の痛みだって『死ぬかと思うほど激痛』だと感じたが、

今ではその痛みすら薄れていってる。

痛かった事は事実だが、元気になり忘れていく。



人間ってすごい!

本当にすごい!

毎日進化し、強くなっていくのだから・・・。




手術した人は年単位で良くなっていくと言う。


私もきっと半年後、1年後は

今よりもっと、

そして前よりも、もっともっと元気になってると思う。






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Comment

こんばんは
編集
ドラミちゃん、お帰りなさい。
大変だったね、痛かったね、我慢してエライエライ。
そうだよ、これからはどんどん元気になってくる絶対に!^^v
2012年03月25日(Sun) 20:45
No title
編集
さとさん、こんばんは。
お久しぶりです。

去年の9月頃に色々あって病気も悪化してしまい、ずっと遠ざかってしまってました。
たまに、さとさんの所も遊びには行ったけど、コメントを残したりって出来なくて・・・。
ごめんなさいね。  m(。。)m

離れていたから、また色々考えて怖くて・・・。
うまく言えないけど、こうしてさとさんがコメント入れてくれてすごく嬉しくて涙が出ちゃった・・・。なんか勇気をもらえました。ありがとうです!

これからも、たまーにしか更新出来ないかもしれないけど・・・。
こんな調子でいいのなら、たまーに遊びに来てくださいね。
2012年03月25日(Sun) 22:57
こんにちは
編集
来ますよ!いえ、来させていただきますね。

たまにでもいいから
更新してドラミちゃんの元気な様子を知らせてくださいね。
2012年03月27日(Tue) 15:27












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